ネーレ ドサッジョ ゼロ 2015 / ディヴェッラ アレッサンドラ-Divella Alessandra

ロンバルディア

¥27,500

Nere’ Dossaggio Zero 2015

2015年の収穫。ブランドノワールの区画より収穫したブドウ。2016年にティラージュしビン内二次醗酵。96か月間シュール リーにて熟成。デゴルジュマンは24年9月、原酒を足すのみ。ドサージュ(糖分、リキュール添加)もSO2も一切添加しないスプマンテ。
豊かでヴォリュームのある2015年のピノが、瓶の中で成長を遂げる。時間と共にボトルの中で洗練されてゆく味わい、強い果実は収まり、隠れていた骨格や複雑さに、妖艶さが加わる。多様でありながら非常に均整の取れた状態。完成度は間違いなく最高に位置するスペシャルキュヴェ。

泡であることを忘れさせる、ピノ・ネーロの完成形

グラスに注いだ瞬間から、明らかに“ただ者ではない”空気を放ちます。立ち上がる香りは、熟した赤リンゴやドライチェリー、ザクロの皮。そこに、長期シュールリー由来のヘーゼルナッツ、ローストアーモンド、ブリオッシュ、さらに時間とともに紅茶葉、ドライハーブ、湿った石のようなミネラル感が幾層にも重なっていきます。

口に含むと、泡はきわめて繊細で、もはや泡というより質感。2015年のピノ・ネーロが持つ豊かな果実のボリュームは、長い瓶内熟成によって完全に角が取れ、果実味は前に出るのではなく、骨格の内側に静かに収まっています。酸は芯として存在し、鋭さではなく“張り”として全体を支える印象。

中盤から後半にかけて、果実・熟成・ミネラルが一体化し、味わいは球体のように立体的に広がります。余韻は非常に長く、ドライフルーツ、ナッツ、微かなスモーク、そしてピノ・ネーロ特有の妖艶さが、静かに、しかし確実に残り続けます。

ドサージュゼロでありながら、厳しさや緊張感を感じさせないのは、原酒の完成度と、96か月という圧倒的な時間がすべてを包み込んでいるから。

これは「スプマンテとして素晴らしい」のではなく、ワインとしてひとつの完成された形。特別な日に開けるというより、心と時間に余裕のある夜に、静かに向き合いたい一本です。

商品データ

生産地

イタリア / ロンバルディア

生産者

ディヴェッラ アレッサンドラ / Divella Alessandra

ヴィンテージ

2015年

ブドウ品種

ピノ ネーロ100%

タイプ

スパークリング

容量

750 ml

インポーター

eVino

ディヴェッラ アレッサンドラ / Divella Alessandra

型に囚われない自由な発想とストレートな自己表現、フランチャコルタの土地に生まれた新しい感性フランチャコルタの生産地域の東側にあるグッサーゴの町で、2012年よりスタートした造り手アレッサンドラ ディヴェッラ。2010年、20歳のとき2haのブドウ畑を購入。醸造学校には行かず、ほぼ独学でワイン造りを学ぶ。「自分が造りたいワインは、きっと醸造学校では教えてもらえないと思ったから、、」。ブドウ栽培の理念は、「限りなく土地への介入を減らす」というもの。これまでの8年間、ただの一度も土地を耕転したことは無く、雑草についても基本切ることがない、自然環境を最大に尊重した栽培方法。もちろんのことながら、このような栽培方法では収穫量は見込めず、2haの畑からたった6000本という少なすぎる生産量。醸造において彼女が最も尊重しているのが原酒。完全無添加、セメントタンクで自然に醗酵が終わるのを待ち、木樽での熟成。原酒が出来上がるまでに1年以上の歳月をかける。そして極僅かな糖分(サトウキビ由来)と酵母を加えて瓶内2次醗酵。長い熟成期間、そして原酒の豊かさと果実を最大限表現するため、すべてのワインにおいてドサージュを一切行わず、SO2についても一切加える事がないという徹底したこだわり。誰かに言われる訳でなく、最良のワイン造りを求め、誰よりも最短距離を駆け抜けるような彼女の研ぎ澄まされた感性。柔軟な発想には驚かされることの方が多いかもしれません。素晴らしいセンスと強いこだわり、若くも多大な魅力を持った造り手の一人です。

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