ロザート 2021 / レ コステ-Le Coste

ラツィオ

¥9,350

Rosato 2021

収穫後、除梗せずに時間をかけて圧搾することで、果皮の要素を極僅かにモストに移す。醗酵は果汁のみ、木樽にて約3週間。オリ引きのあと木樽にて10か月、ボトル詰め後12か月の熟成。リリース当時からさらに30か月か経過したバックヴィンテージ。
ジャンマルコ曰く「Rエッレ(特別なワインという意味で)」と名付けたかったという素晴らしいヴィンテージ。定点観測を続けながら2年が経過。そのポテンシャルを十分に感じる状態になったと感じています。今までのロザートにはない酒質の厚み、香りや果実味だけではないアレアーティコの持つ魅力、複雑で豊かな余韻、、。間違いなくこれまでの中で「最高のヴィンテージ」だという理由が直感的に理解できる素晴らしい状態になりました!

軽やかさの先にあるロザート

グラスに注ぐと、淡さの中に芯を感じるサーモンピンク。
ロゼらしい軽快さはありつつも、どこか落ち着いた存在感があります。

香りは非常に複雑で、ゆっくりと開いていくタイプ。
アレアーティコ由来の赤い果実――ザクロ、野イチゴ、ラズベリーに、ドライローズやオレンジピール。
さらに時間が経つと、紅茶、ハーブ、わずかなスパイス、火山性土壌を思わせるミネラルのニュアンスが重なり、単なるフルーティさに留まりません。

口に含むと、まず感じるのは酒質の厚み
果皮との接触を極力抑えた造りでありながら、果実の密度が高く、ロゼとしては珍しいほどの立体感があります。
酸はしっかりとあり、ワイン全体を引き締めつつ、アレアーティコ特有のほろ苦さが余韻に静かに現れます。

タンニンはごく繊細で、主張するというよりも骨格として存在。
飲み進めるほどに、果実・酸・ミネラルが一体となり、ロゼというカテゴリーを忘れさせる深みを見せます。

余韻は長く、
果実の香りとともに、わずかな塩味や苦味が残り、食欲を刺激します。

商品データ

生産地

イタリア / ラツィオ

生産者

レ コステ / Le Coste

ヴィンテージ

2021年

ブドウ品種

アレアーティコ、樹齢の古いものが中心

タイプ

ロゼワイン

容量

750 ml

インポーター

eVino

レ コステ / Le Coste

レ コステ / Le Coste

2004年、ジャンマルコ アントヌツィはラツィオ北部のボルセーナ湖半にてブドウ樹の栽培、ワイン醸造を開始。彼の考え方は非常にシンプル、かつ合理的。自分の造りたいワイン、そこに到達するために何が必要なのか?多くの素晴らしい造り手のもとで働き、知識・経験を、、、。祖父の持っていたグラードリのぶどう畑を起点にLe Costeの畑を、、、。フランコ ピエーデ(台木を使わずに自根にて)から薬品など一切を排除した栽培を、、、。知識や技術に傾倒しない、感性に任せた醸造(本人は認めませんが)を、、、。知識・経験・畑・栽培・醸造、そしてそこに「どんなものを造りたいか?」という彼の考える「到達点」。そしてそこに辿り着くために必要な手段。結果、いつも挑戦につながる、いわば全く妥協のない彼の信念。だからこそ毎回楽しませてくれる、常に想像の2~3歩先をゆく造り手。

ジャンマルコ アントヌーツィ、彼ほど合理的、かつ感性的な造り手に出会ったことはあっただろうか。ヴァレンティーニやジュラール シュレール、愛する造り手のワインを飲むうちに、自らワインを造りの道を選んだジャンマルコ。フランスをはじめとした多くのワイナリーでの経験、そして祖父より受け継いだグラードリでのブドウ栽培、それぞれ全くの無関係のようですべては彼の計画した通り。そう感じさせてくれる説得力を持っている。
そして、それだけでは終わらない彼のエネルギーは、畑での挑戦はもちろん醸造においてもただならぬものがある。そんな彼はいつも想像の斜め上を進み続ける彼のワイン。そこには造り手だけでない、飲み手へのたくさんのメッセージが散りばめられている。グラードリの土地はラツィオ北部、ヴィテルボ近郊カルデラ型の湖ラーゴ ディ ボルセーナのほとりにある。このあたりの土壌は火山礫、凝灰岩、細かい顆粒状の石が積み重なり形成されている。砂質、火山性の堆積物、特に鉄分が多く、石灰質と共にブドウに特徴的なミネラルを与えている。標高も高く、350~450mという斜面、祖父の畑や周囲の小さな放棄地を寄せ集めた3ha(樹齢が非常に高い)と、2004 年に彼が手に入れた3ha の土地「Le Coste」。2006 年より収穫・醸造を開始。

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