ブラン ド ブラン 2015 / ディヴェッラ アレッサンドラ-Divella Alessandra

ロンバルディア

¥7,700

Blanc de Blancs Dosaggio Zero 2021

収穫後、除梗せず低圧力でプレス、セメントタンクにて醗酵。古バリックにて約9か月の熟成。全体の10%にあたるリザーヴワイン(3年以上バリックで熟成した、複数ヴィンテージをブレンド)、微量の糖分、酵母を加えて瓶内2次醗酵。そのまま24か月以上オリと共に熟成。オリ抜き(デゴルジュマン)は24年9月。ドサージュ(糖分、リキュール添加)を行わずSO2も添加しないスプマンテ。
今回より単一のヴィンテージ表現をしつつも、熟成による複雑さや奥行きを与えようと試みて、少しリザーヴワインを加えたロット。これまでのブランドブランの良さ、特徴はそのままに、奥行きや丸み、味わいの幅を感じます。

シャルドネと土地、その純度をそのまま泡にした

グラスに注ぐと、まず感じるのは非常に澄んだ香り。青リンゴや洋梨、レモンピールといったフレッシュな果実に、白い花、ほんのりとしたハーブのニュアンス。そこに、24か月以上のシュールリー熟成由来の、ブリオッシュやアーモンドの穏やかな香ばしさが重なります。主張は控えめながら、奥行きはしっかりと感じられる香り立ちです。

口に含むと、泡は細かく、張りのある質感。2021年らしいシャープさを持った酸が、ワイン全体に明確な輪郭を与えています。果実味は瑞々しく、過度なボリューム感はなく、シャルドネ本来の透明感とミネラルが前面に出る印象。ドサージュゼロでありながら、痩せた印象はなく、原酒の厚みが自然な丸みとして感じられます。

中盤以降、塩味を思わせるミネラル感とともに、ほのかなナッツやイーストの旨味が広がり、味わいは直線的というよりも、しなやかなラインを描いて伸びていきます。余韻はクリーンで長く、口の中をリセットするような心地よさが残ります。

Blanc de Blancs 2021は、熟成や複雑さで語るワインではありません。

土地・品種・造り、そのすべてを削ぎ落とし、純度の高さで勝負したスプマンテ。

商品データ

生産地

イタリア / ロンバルディア

生産者

ディヴェッラ アレッサンドラ / Divella Alessandra

ヴィンテージ

2021年

ブドウ品種

シャルドネ100%

タイプ

スパークリング

容量

750 ml

インポーター

eVino

ディヴェッラ アレッサンドラ / Divella Alessandra

型に囚われない自由な発想とストレートな自己表現、フランチャコルタの土地に生まれた新しい感性フランチャコルタの生産地域の東側にあるグッサーゴの町で、2012年よりスタートした造り手アレッサンドラ ディヴェッラ。2010年、20歳のとき2haのブドウ畑を購入。醸造学校には行かず、ほぼ独学でワイン造りを学ぶ。「自分が造りたいワインは、きっと醸造学校では教えてもらえないと思ったから、、」。ブドウ栽培の理念は、「限りなく土地への介入を減らす」というもの。これまでの8年間、ただの一度も土地を耕転したことは無く、雑草についても基本切ることがない、自然環境を最大に尊重した栽培方法。もちろんのことながら、このような栽培方法では収穫量は見込めず、2haの畑からたった6000本という少なすぎる生産量。醸造において彼女が最も尊重しているのが原酒。完全無添加、セメントタンクで自然に醗酵が終わるのを待ち、木樽での熟成。原酒が出来上がるまでに1年以上の歳月をかける。そして極僅かな糖分(サトウキビ由来)と酵母を加えて瓶内2次醗酵。長い熟成期間、そして原酒の豊かさと果実を最大限表現するため、すべてのワインにおいてドサージュを一切行わず、SO2についても一切加える事がないという徹底したこだわり。誰かに言われる訳でなく、最良のワイン造りを求め、誰よりも最短距離を駆け抜けるような彼女の研ぎ澄まされた感性。柔軟な発想には驚かされることの方が多いかもしれません。素晴らしいセンスと強いこだわり、若くも多大な魅力を持った造り手の一人です。

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