ソレラ ドサッジョ ゼロ 14-19 / ディヴェッラ アレッサンドラ-Divella Alessandra

ロンバルディア

¥19,800

Solera Dossaggio Zero 2014-2019

2014~2029までの収穫より、ソレラシステムを用いて積み重ねられた原酒から生まれる特別なキュヴェ。毎年、自身で判断して選んだバリックをアッサンブラージュ、途中ウイヤージュは行わず、酸化熟成も継続している。今回で3度目のリリース、バリック1樽分の原酒。2021年にティラージュを行いビン内二次醗酵、シュールリーの状態で40カ月の熟成。デゴルジュマンは2024年9月に行い、原酒を足すのみ。ドサージュ(糖分、リキュール添加)もSO2も一切添加しないスプマンテ。
シャルドネのみ、同じ土地から生まれる年の個性と、醗酵~熟成の過程で起きる変化や成長、そのすべてを積み重ね一体化してゆく、一つの形に表現したアレッサンドラのインスピレーションを具現化した特別なキュヴェ。

時間を積み重ねて、ひとつの輪郭にした泡

Soleraは、単一年の個性を語るワインではありません。2014年から2019年まで、異なるヴィンテージのシャルドネ原酒がソレラ方式で継ぎ足され、さらに瓶内二次醗酵と長期シュールリー熟成を経て、一つの“流れ”として結実したスプマンテです。

香りは非常に多層的。熟したリンゴや黄桃、ドライシトラスの果実香に始まり、ブリオッシュ、ローストナッツ、蜂蜜、バター、そして酸化熟成由来のシェリーや熟成チーズのニュアンスが折り重なります。時間とともに、白胡椒や紅茶、乾いた石のようなミネラル感が静かに浮かび上がってきます。

口に含むと、泡はきめ細かく、滑らかというより“溶け込む”感覚。複数ヴィンテージ由来の果実の厚みと、熟成による旨味が層を成し、一本の直線ではなく、ゆるやかな曲線を描くように広がります。酸は鋭さではなく、全体をまとめ上げる背骨として機能し、ドサージュゼロでありながら乾きすぎない、包容力のある味わい。

余韻は非常に長く、ナッツやドライフルーツ、ほのかな塩味を伴うミネラルが残り続けます。ひと口ごとに表情が変わり、グラスの中で時間が進むにつれて、ワイン自体が“語り始める”ような感覚を覚えます。

Solera Dossaggio Zeroは、フレッシュさや切れ味を求める泡ではありません。

年ごとの個性、発酵と熟成の記憶、そのすべてを受け入れて一体化した、思想としてのスプマンテ。

静かな集中力を要する、Divella Alessandraの中でも最も内省的で、最も野心的な一本です。

商品データ

生産地

イタリア / ロンバルディア

生産者

ディヴェッラ アレッサンドラ / Divella Alessandra

ヴィンテージ

2014-2019年

ブドウ品種

シャルドネ

タイプ

スパークリング

容量

750 ml

インポーター

eVino

ディヴェッラ アレッサンドラ / Divella Alessandra

型に囚われない自由な発想とストレートな自己表現、フランチャコルタの土地に生まれた新しい感性フランチャコルタの生産地域の東側にあるグッサーゴの町で、2012年よりスタートした造り手アレッサンドラ ディヴェッラ。2010年、20歳のとき2haのブドウ畑を購入。醸造学校には行かず、ほぼ独学でワイン造りを学ぶ。「自分が造りたいワインは、きっと醸造学校では教えてもらえないと思ったから、、」。ブドウ栽培の理念は、「限りなく土地への介入を減らす」というもの。これまでの8年間、ただの一度も土地を耕転したことは無く、雑草についても基本切ることがない、自然環境を最大に尊重した栽培方法。もちろんのことながら、このような栽培方法では収穫量は見込めず、2haの畑からたった6000本という少なすぎる生産量。醸造において彼女が最も尊重しているのが原酒。完全無添加、セメントタンクで自然に醗酵が終わるのを待ち、木樽での熟成。原酒が出来上がるまでに1年以上の歳月をかける。そして極僅かな糖分(サトウキビ由来)と酵母を加えて瓶内2次醗酵。長い熟成期間、そして原酒の豊かさと果実を最大限表現するため、すべてのワインにおいてドサージュを一切行わず、SO2についても一切加える事がないという徹底したこだわり。誰かに言われる訳でなく、最良のワイン造りを求め、誰よりも最短距離を駆け抜けるような彼女の研ぎ澄まされた感性。柔軟な発想には驚かされることの方が多いかもしれません。素晴らしいセンスと強いこだわり、若くも多大な魅力を持った造り手の一人です。

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