ジュヴレ・シャンベルタン レ・ジュヌヴリエール クヴェヴリ 2023 / フレデリック・コサール-Frederic Cossard

ブルゴーニュ

¥27,170

Gevrey Chambertin Les Genevrières Qvevris 2023

セミマセラシオン・カルボニックを21日行い、自然酵母で1ヶ月発酵。その後クヴェヴリで11ヶ月、さらにステンレスで6ヶ月熟成することで、果実味の奥行きとミネラルの立体感を引き出している。SO2無添加。収穫は2023年9月10日、収量は豊作の50hL/ha。区画“レ・ジュヌヴリエール”は古くから知られる歴史ある畑で、ジュニパー(杜松)の名に由来する力強い香りと骨格が魅力。赤系果実の純度にダシのような旨味が重なり、緻密な酸と引き締まったタンニンが長い余韻を生む、ジヴレのキャラクターを端正に表現した一本。

うっすら濁りのあるルビー色。フランボワーズ、アセロラ、シャンピニョン、ヨードの香り。ライトからミディアムボディ。ワインはみずみずしくチャーミングで明るく、ダシのような滑らかな旨味が口に広がり、愛らしい酸、滋味深いミネラル、キメの細かいタンニンの収斂味が余韻を優しく引き締める!

商品データ

生産地

フランス / ブルゴーニュ

生産者

フレデリック・コサール / Frédéric COSSARD

ヴィンテージ

2023年

ブドウ品種

ピノ・ノワール

タイプ

赤ワイン

容量

750 ml

インポーター

VinsCoeur

フレデリック・コサール / Frédéric COSSARD

ブルゴーニュで“自然派ワインのあるべき姿”を探し求めた男。かつて酪農家の家庭に育ち、エンジニアとして乳製品に携わるはずだったコサールは、ある時すべてを捨ててワインの道へ。1987〜97年までブルゴーニュで négociant(ネゴシアン=ぶどう商兼ワイン仲介者)として働きながら、地域中のワインを飲み比べる日々の中で「自分が本当に飲みたいワインは、こんな味じゃない」と直感する。

1996年、 Saint-Romain(サン・ロマン)と Auxey-Duresses(オセ・デュレス)でレンタルしたわずかな畑から始めたのが、Domaine de Chassorney だった。全く新しいワイナリーではなく、借地と少数の圃場で。そこから、自然な農法、自然酵母、無添加/無清澄・無濾過、亜硫酸ほぼゼロといった“環境と酵母、生産者の感覚に任せる”スタイルを徹底。樽熟成だけでなく、コンクリートの卵形タンクやグルジア風クヴェヴリ(陶器古代型壺)を使うなど、“なるべく人為の色を残さない”ことにこだわった。

2006年には、奥さんとともにネゴシアン体制を整え、ワイン商としても本格始動。ブルゴーニュのみならず、ジュラ、ローヌ、アルザス、ボジョレーなど多様な産地のオーガニック/ビオディナミ農家と長期的関係を築き、選りすぐりのぶどうを仕入れて自らの名前でボトリングするスタイルへ。つまり「自分のドメーヌ畑のぶどう」だけでなく、「地域の自然派ぶどう」の多様性を表現する挑戦を続けた。

ワインは、華やかさや過度な熟成香に頼らず──むしろミネラル、透明感、果実の清涼さ、土や石灰のような“テロワール感”、そして酵母が生きているかのような生成りのエネルギーが感じられる。そのシンプルさと誠実さが、人々を「ブルゴーニュの新しい地平を切り拓いた旗手」として認めさせたのだ。

近年、彼は育て上げた自分のドメーヌを手放し、後進に譲った。しかしネゴシアンとして名を冠したワイン造りは続行。つまり「フレデリック・コサールらしい自然派ワイン」が、これからも世界中に届けられている。

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